2ndアルバム〜あの日の鼻歌〜

昼休み






私はいつも通り文芸部の部室でお昼を食べる為に一人薄暗い廊下を歩く。


外で窓を伝い落ちる雨は、洗車中の車内から見た光景に少し似ていた。

暗くはないのに青くない空が、絶えず濡れる硝子の歪んだフィルターを通して天を覆っている。


あの雲の向こうに青空なんてほんとうにあるんだろうか?






突然沸いた疑問は何と言うこともなく泡のように弾けて霧散した。













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