もう憂紗勇気だすもん。
目を瞑ってドアノブに手をかける、そして 思いっきりドアを開く。
「りゅ、龍成!!朝っっ」
「………」
またまた無反応なので
目を開くと、そこには 昨日と同じ
モノクロの世界が一面に広がった。
朝遅れちゃうよね。
龍成が寝ているベットまで近づき、声を掛ける。
「龍成…!朝だよ???」
「…………」
スヤスヤと龍成さんは寝てます。
まつげ長い..肌をニキビなんて一切無い綺麗な肌だし。
これまた、羨ましい。
声かけても、起きないなら
揺らしたら起きるかな。
「龍成!朝なのーっ起きよ?」
ユサユサと体を揺らす。
「ん……ババアうるせ……」
んなっ!? りゅうままに対してババァなんて言ってる事は本当に酷いけれど
憂紗にもババァは酷い〜〜
「憂紗だもん」
拗ねちゃうよばか 。