冷血男子がデレを出すまで





「今日1日だけでも、随分濃密な時間を過ごしたのね。しかも両手に果実じゃない」


少し意味深な発言をする
彩芽ちゃんに「なんで?」問いかける


「だって、片手には冷血王子の青木くん。そしてもう片手には、アイドル王子裕樹くんでしょ? なんだか羨ましいわー」



「いやいやいや!これが大変なんだよ!」


「だろーね。まぁ、それもまた運命。」



彩芽ちゃんは
少し周りの人とは違う雰囲気をまとっている。


外見も周りの人に比べて
大人、そして綺麗だ。

私とは真逆のスラッと長身で

考えていることも、大人。

そして勉強もできる。

だからなのかな..言っている事も、なんとなく大人な感じがする。



「幼なじみとはいえ、裸見られたんでしょ?憂紗大丈夫なの?」


「あ、うん!その後龍成がバスタオルをかけてくれて、恥ずかしかったけどなんとなく大丈夫」



「へーあの青木くんが。優しいね」


「うん、憂紗も思った..。ちょっとキュンってしたり。」


「でた、乙女」


「しょうがないじゃん!でも、お礼するの忘れちゃったさ!」