冷血男子がデレを出すまで




んー‥っしょっと。

とりあえず、玄関から靴箱へと向かい 龍成が居るか確認する。


あ、いるっ

りゅうママにせっかく
迎えにきて貰ったのに

長く待たせるといけないから

早く龍成を探さないと。



私は、ローファーから
上靴へと履き替え


教室の廊下前まで
歩いていく。



でも、学校全体は
怖い位に静かで 人の居る気配だなんて全く感じない。



「どこだろ‥」



まさかすれ違いで
もう外に出ちゃったとか?


不安になった私は
グランドを見渡そうと

自分のクラス【1-B】と、記されている教室へと 入ろうした。




「‥‥だ‥‥りゅせ‥‥」


「しょうが‥‥‥まぁ‥」