冷血男子がデレを出すまで




「そーんなのわかんないわよ?全ては青木家に住めばわかる!」


「はい!私なりに頑張ってみますね」


「それでこそ憂紗ちゃんよ!頼もしいわー。というか、今日から憂紗ちゃんが家に来るからって二人を迎えに来たんだけど、龍成遅くない?」



あー‥裕樹くんと帰るんだったよなぁ、でもまだ学校から出てないはず。


「まだ学校に居ると思いますよ?」



「えーおっそい!憂紗ちゃんごめん!呼んできて!」

さっき、あんなことがあって
龍成に会うのは気まずいけれどりゅうママからのお願いじゃ断れる訳が無い。

「あっ、はい」





車から降り、龍成を
探そうとした。