キミの背中。~届け、ラスト一球~



答えとかあるの……?


あたしは眉間に力を入れ、草太の言葉を聞く。


「答え、わかる?」


あたしは首を横に振る。


草太は「だろうな」と呆れて笑った。


「幼なじみって、ずっと続くわけじゃない」


「………」


「俺達も、今日で最後」


……え?


わけがらからずにポカンと草太を見ていると、草太の顔をが徐々に近づいてきた。


え、ちょ……。

な、なに……。


硬直した体を動かせないまま、草太の冷たい唇があたしの唇に触れた。


瞬きさえもできない。


草太がゆっくり顔を離しても、あたしの固い体は動かなかった。


「俺達の幼なじみの関係が終わる時は」


草太は、とても優しい瞳であたしを見つめる。


「俺が、おまえにキスした時だ」


……草太?

それは、どういう……。


「どういうことかって?」


草太は昔からあたしに対する読心術があるようだ。