キミの背中。~届け、ラスト一球~



「せっかくクリスマスなんだしさ~もっと盛り上がるゲームしたくね?」


「例えば?」


「ここでさ、好きな人とかぶっちゃけたりしない?」


は!?

好きな人をぶっちゃける?


ここで?公開告白ってこと?


あり得ない……。


焦るあたしとは対照的に、みんなは「いいね~」と盛り上がっている。


嘘でしょ!?

みんなはそれでいいの?


「じゃさ、今から紙に番号書くからそれを引いて、じゃんけんで勝った王様的な人が番号を言って、その番号の人がぶっちゃけるって言うのは?」


「いいね!そうしようぜ!!」


テンションMaxの男子は、プリントの裏を使って番号を書き、それを小さく4つに折っていった。


それをみんなが引いて行き、自分だけ番号を確認する。


あたしの番号は……


14番だ。


心臓が変な動きをする。


なんでこんな事になるの?


これ、逃げられないのかな。


ってかなんでみんな賛成すんのよ!!