キミの背中。~届け、ラスト一球~



あたし達がお菓子を抱えて教室に戻ると、既にクラスはパーティーモードだった。


机を窓際に集め、そこにお菓子を広げられるようになっている。


ゲームが出来るスペースもきちんと取っていて、みんなのテンションは最高に高かった。


あたしと草太がお菓子を机の上に広げると、みんなが一斉に群がってくる。


紙コップにジュースをつぎ、総務の声に合わせて乾杯。


お菓子で小腹を満たし、それぞれ会話を存分にしてから、ゲームが始まった。


教室でゲームをするなんて、小学生の時以来で懐かしくて楽しい。


高校生がするようなゲームではないけど、久しぶりに椅子取りゲームをして盛り上がった。


小学生の時と違うのは、スマホで音楽を流しながらってところだ。


負けた人は罰ゲームとして、一発芸をしないければいけない。


あたしは一発芸なんて何も出来ないし、したところで滑るだけなので、ゲームに必死になる。


そんなあたしを見て、草太はガキだなと言わんばかりに呆れて笑っていた。


懐かしいゲームも一通り済んだ所で、ひとりの男子からどんでもないゲームの提案があがった。