キミの背中。~届け、ラスト一球~



タンギングはあたしの苦手分野でもあるから、あたしは毎日基礎練を中心に練習をした。


曲を何度も聴いて、注意点を話し合い楽譜にそれを記入して行く。


強弱、リズム、呼吸、音色。


細かいところまで追求し、曲を自分たちの物にしていく。


文化祭の準備は、意外と大変だった。


クラスでの出し物も考えないといけなし、アンサンブルの練習もしないといけないし。


幸い、あたし達のクラスは喫茶店をすることになったので、クラスでの練習は何もなさそうだけど、看板や小物準備などは、殆ど参加出来なかった。


草太とも、いくら席が前後だからとは言え、あまり話す時間はなくなってた。


それに、文化祭が近づくごとに、草太は教室で寝てることが多くなったんだ。


今は部活が忙しいわけでも帰る時間が遅いわけでもないのに、どうしてそんなに眠たいのかわからない。


夜、遅くまで起きてるのかな?


そのおかけで、あたしは今までのように普通に過ごせているのだけれど。