「つかさ、涼太がまともに探してない気がする。」 教室に戻って、また彼らは輪を作っていた。 晴輝がわざと、真剣な顔をしている。 「そうかぁ?」 当の涼太は優雅に読書中である。 「いやだってさ、貴文は隠れる前に捕獲。俺は人混み掻き分けてきて捕獲。夏樹に至っては禁句ワード使っての呼び出しだぞ?」 「いいか?俺はちっちゃくな「夏樹は黙ってて」 夏樹の割り込みに、貴文が言葉を被せた。 夏樹が悔しそうに、漫画を読んでいる貴文をにらんだ。