そんな私たちを見ていたのか、早瀬川くんと入れ違うように私の元へ駆けつけてきてくれたトモちゃんとミホちゃん












「早瀬川、何だって?」













「ど、どどどうしよう・・・で・・・」












「"で"??」














「・・・デートの・・・約束しちゃったぁ〜♡」











「あら♡!やったね美羽ちゃんっ!!」











「美羽ニヤケすぎ、きも〜」












ふにやぁ〜♡











相変わらずトモちゃんは冷たいけどぜーんぜん気にならないっ












幸せすぎて気を引き締めても顔が緩んじゃうんだも〜ん













ニヤニヤニマニマ顔が緩みっぱなしのその時







ガラリと教室のドアが開き、担任の先生がやってきた