mission2 豪華客船に潜入せよ!



それは突然やってきた。

「今回の俺たちの仕事はこれだ。」
そういって差し出されたのは、一枚の用紙。

凛子はその用紙に飛びついた。

「こ、これって、お金持ちのお嬢様や、御曹司しか乗船できない豪華客船“フェリタリス号”じゃないですか!!!」
「フェ、フェラーリ?」
「フェリタリス号よ。あんたみたいな人は一生をかけても乗れない、すっごい船なんだから!」
「そ、そうなんだー。へー。」


この時はまだあたしたちは知らなかった。


この任務の大きさを。


そして、






あなたにもう一度会いに来ました。


あの人の存在が近くなりつつあるということに…。