綾斗と2人で歩く帰り道。 そーいえば、綾斗とならんで歩くのは これが初めてだ。 もともと家は近いから、 家に着くまで2人っきり。 あたしはいきなり立ち止まった。 「ジュースかってもいー?」 綾斗にそう訪ねると、 「うん」 と微笑んだ。 緊張とドキドキで、喉がカラカラだった。 自動販売機にお金を入れ、 レモンティーを買った。 「魅和ちゃん、いつもそれだよね」 「うん。好きだから」 あたしはレモンティーを一口飲んで、一息。 少し落ち着いた気がした。