「自分の分は見終えたし、次は双子ちゃんの物見ていい?」


「良いよ。花歩、キツくない?」


骨折が完治したといってもまだ痛みがあるみたいだし


「大丈夫だよ。長く歩くと思ってスニーカー履いてきたの。奏哉の手握ってるから大丈夫」


花歩が大丈夫っていうなら良いけど…


「キツくなったら言えよ?」


「うん。ありがとう」


俺達は娘達のものを見ることにした


「李花が赤、花菜がピンク…っと。」


見分けがつくように服装で色分けしてるんだ


子供は大きくなるのが早いから洋服もすぐ入らなくなる


いくつか娘達の洋服や雑貨を買った


「2人で居てもやっぱり子供のこと考えて話してるね」


「そうだな。それはそれで良いことだよ」


娘達のおかげで会話が続くし俺達の時間も大切に出来る