「明日、パパと一緒に奏哉君の家にお邪魔するね」


「あぁ、知ってる。母さん張り切ってたから。奏も花歩が来るの待ってるよ」


奏ちゃん、しばらく会ってないな


「その前に出掛けような。だから、家に帰るのは夕方だ」


奏哉とお出掛け出来るんだ


「花歩、楽しんでおいでね」


また梨莉にも会えるんだ


「じゃあ、あたしは帰るね。また明日」


梨莉は手を振って去っていった


安心したらなんか吐き気が…


「奏哉、そこにある袋取って…」


「これな?はい」


あたしは食べたものを戻した


奏哉は心配しながらも傷口に気をつけながら背中をさすってくれた


「無理はするなよ。もう何も起こらないから」


そう言われたら安心して眠たくなった


いつの間にか頭を撫でられていて眠りについていた