固定されてる足なんて見られたくないし。


「そういえば、みんな学校なのに外出して良いんですか?」


怒られないかな…?


「それは大丈夫。廉君には拓海が許可取ってくれたから。」


……することが早いな。


「今は、花歩ちゃんの心のケアをするのが最優先だから。」


「なんか、ごめんなさい」


申し訳なくなっちゃった


「なんで謝るの?あたしは嬉しいのよ。だから頼ってね」


そう言ってくれた未咲さんは優しい笑顔を見せてくれた


「それに、奏哉には花歩ちゃんが必要みたいだし。」


そう言ってもらえると嬉しいな。


「花歩ちゃんはあたし達の娘でもあるの。だから、遠慮しなくて良いのよ」


「じゃあ、あたしのお母さんになってくれる…?」


ずっと憧れてた


母親という存在に…。