「おはよ。お母さん」 「あら……おはよう。」 ん? 気のせいかな? いつもと雰囲気が……。 ま、考えすぎか。 「あれ。大輝は?」 「……ああ。洗面所にいるわよ」 「ふーん」 そんな会話をしてから、テーブルに座り、用意されている朝食を食べる。 ご飯を食べていたら、大輝も洗面所から出てきた。 それと同時に、お母さんが大輝になにかを話していた。 私は、それよりも、ご飯を食べた。 すると、大輝が私のとなりに座ってきた。 と、思ったら、前にお母さんも座った。