双子の物語




1時間目のチャイムが鳴るまで、私は華菜と屋上で色々しゃべった。





そして、チャイムがなり、教室に向かっているところ。





「先生に怒られるかな?……私授業サボるるなんて初めてだよ」





華菜は不安そうにそう言った。





「怒られるかもねー。でも、いいんじゃないかな。話してスッキリしたし。」





私はそう言って、華菜に向けて笑った。





すると華菜も笑ってくれた。





「そうだね。私も話してよかったよ。佐奈に話してないこともあったし、私黙ってるのって苦手かも」





「あっ。それ私も!」





そう言って、笑いながら教室に向かった。