「愛夜はこの家に居ていい…?」

涙で目にいっぱいにして愛夜は問いかてきた。

「当たり前だろ!!」

俺は愛夜を抱きしめた。

「朔兄…」

「お前もちゃんと俺たちの家族なんだからな!」