空色チョコレート

「坂内くん、大丈夫?顔、赤いよ?」


「だ、大丈夫!!何でもねぇよ!!」


ふーん?


変だな、坂内くん。


あ、それより...


「ねぇ、何かお礼させてよ」


助けてもらったんだからね。何かしないと!


「えー、俺的には気持ちで十分なんだけど...」


「それじゃ私が嫌なの!!」


坂内くんはうーんと考え込んだ後、あっ、とひらめいたように手を叩いた。


「じゃあ、小春。」


「何?」


「呼び捨てで呼んでくれない?」


へ?