空色チョコレート

坂内くんが低い声で叫んだ。


こんな坂内くん、初めて見た...。


「...綾芽。もうこんな事したって、俺はお前のとこにはいかないから。」


...え?


どういう事?


綾芽ちゃんを見ると、坂内くんを泣きそうな顔で見つめていた。


――――そうか、この子、坂内くんが好きなんだ。


綾芽ちゃんは私を睨みつけて、


「...いつか、痛い目に遭わせてやるから。」


そう言って、去って行った。


他の女の子も慌ててついて行って、旧校舎には坂内くんと私の二人になった。