空色チョコレート

ねぇ、桜。


私には、あなたのお母さんがあなたが本当に要らなくて捨てたとは思えない。


何か、理由があるはずなんだ。


だって、愛がなきゃ『空』なんて綺麗な名前、つけられないと思うから。



私みたいな他人が桜やお母さんの一番デリケートな部分に触れるのは、間違っているかもしれない。


だけど、確かめたい。




今は無かったとしても...確かに、そこにあった桜への愛を。