「どうします?どこから吸血してほしいですか?」


場所・・・選べるんだ


確かに血管さへ通っていれば


どこでもよさそうだね。



「どこでもいいんですか?」


「じゃぁ、あんまり痛くないとところがいい」


「痛みはあまり感じないですよ?といか、蒼太からの吸血で実感済みですよね?
傷跡もすぐに消えますし」


「じゃぁ、指で・・・噛みちぎらないでよね」


「分かりました。

・・・えらく素直になりましたね」


「悪い?」


「いいえ。とんでもございません」




私は彼の方へ真っ直ぐ


人差し指を立てて、指で人を指すような形で


手を伸ばす



「それでは」


「ひっ!!!」


「カワイイですね」


「ちょっと舐めないでよ。くすぐったい」


「つい」



ついってなんですかね


ついって。


あー・・・分かった


彼は変態だ。