職員室から部活の鍵を取って来て、部室を開ける。

あれ…なんもない?

あたしは部室のドアを閉めて、中に入る。


キョロキョロと見渡すとドアに張り紙がされていた。

「俺のロッカー開けてみ?」


蓮斗のロッカー開けるのは、ちょっと悪い気もするけど…

バタンとロッカーを開けると四角いピンクの箱が置いてあった。


かわいい箱…。


「なんだろう…これ」


箱を開けてみるとピンクのボトル。

これ、香水だ!


その瞬間、ふっと蓮斗と駅でデートをしてる光景を思い出す。


「あたし香水持ってないんだ~。いい匂いのほしいな」


覚えててくれたんだ…


ヤバい…泣きそうだよ…。