スーパーから、あたし達が住むマンションの間には公園がある。
ここの公園は嶺斗と磨莉を遊ばせるのにぴったり。
「ママ!公園で遊んびたいっ!」
「また明日ね?今日はお家帰ろう?」
「いやー!磨莉も嶺斗と公園で遊ぶのー」
「えっ!で、でもね……」
「たまにはいんじゃない?ほら!遊んで来い!」
「蓮斗~……」
せっかく蓮斗がゆっくり休めると思ったんだけどなぁ~…。
子供思いとゆうか何とゆうのか……。
「蓮斗…いいの?疲れてないの?」
「俺は大丈夫。公園でゆっくり話すのも悪くねぇじゃん?」
「そうだね…。公園で話すなんて久しぶり。学生の時以来だね」
「高校ん時、公園とかよく寄ったなぁ」
遊具で遊ぶ嶺斗と磨莉を見ながら、懐かしさに浸る。
出会ったばかりの高校生の時が懐かしい。