二人のお菓子を買ってあげて、スーパーの買い物は終了。
夕日がキレイな時間にまた三人で手を繋いで帰る。
「あっ!パパだよ!パパー!」
「えっ!?パパ?蓮斗!」
「ママー今日はパパ早いねぇ~」
「うん!そうだね!」
珍しく帰りの早い蓮斗さん。
パパ大好きっ子な嶺斗は走って蓮斗に抱きつく。
「ただいま~」
「今日は帰り早いんだね。どうしたの?」
「たまには早く帰りたいじゃん?資料パパっと片付けた」
「そっかぁ~。じゃあ、嶺斗と磨莉と遊んであげて?寂しがってたし……」
「あれ?陽葵は寂しくないの~」
「そっ、それは……」
意地悪っぽく笑いながらあたしの頭を軽く叩く。
こうゆうとこって昔から変わんないんだから!

