ケータイを机の上に置いて、しばらくボーッとしてると睡魔が………。
「蓮斗…そろそろ俺寝る。てか寝たい」
「寝る場所って床?」
「雑魚寝するしかないじゃーん」
「うわぁ~…明日、絶対身体中痛い」
颯太の家は暖房設備がちゃんと付いてるから、寒さはない。
ただ床は固い!
バスケ部のジャージを丸めて枕にして、ゴロンと寝る。
「身体いった…。痛くね?」
颯太寝たかな?
雑魚寝で過ごして、起きた頃にはやっぱり身体が痛くて…。
俺と颯太で律唏に文句言いまくりで、朝飯代は全部律唏に払わせた。
まぁ、でも…颯太と昔話も出来たしいっかな。