穴があったら入りたいわ……
そんな赤面のあたしに関わらず話しを進めてく恵梨菜と梨結ちゃん。
「あたしもう寝るからっ!」
「ちょっと、まだ早くない?なに照れちゃってんのよ~陽葵♪」
「まだまだ蓮とのラブラブ話し聞こうと思ってたのに~!」
「しっ、知らない!」
布団の中に潜りあたしは自分の頬を触ってみる。
なんだか体温が一度上がった感じ……。
恥ずかしくてしょうがないよ…。
「いいなぁ~。陽葵は幸せそう!」
「恵梨菜だって颯に愛されてるじゃないの」
「まぁ確かにねっ♪」
「ノロケるなよー!」
あたしに恋バナはまだまだハードルが高すぎます…。
蓮斗のこと大好きなんだけど、話すとなったら恥ずかしくて言えないよ…。
どうしても照れの方が勝っちゃう。
恵梨菜の言う通り、すごく幸せなんだけどね。

