今日から本格的に始まる出し物の準備。
あたしと梨結ちゃんは教室の装飾担当で飾り付けを進めてく。
「ここは紫の仕切り?それとも黒かな?」
「あたし的には、紫かなぁ~。陽葵もっと派手にいかないとっ」
「はーい!」
黙々と作業をして、休憩を入れると二人でオレンジジュースを飲みながら教室内を改めて見る。
机と椅子が無造作に置かれていた空き教室が、今は派手そのもの。
「なんか、こう…もっとエロい感じほしいよね」
「梨結ちゃん顔に似つかわないこと言ったらダメ!」
「だってそう思わない?まだ地味な気がするし……普通じゃつまらない!」
「普通?」
「色んな面でねっ」
黙ってればかわいい梨結ちゃんが台無しだよー…!

