「俺もまーぜてっ♪」
「海斗くんも一緒にいいよね?蓮斗」
「は!?お前は彼女とどっか行ってろ」
「陽葵ちゃん!花火ちょーだいっ」
「聞けよっ!」
三人になってしまったプチ花火大会。
まぁ、陽葵が喜んでくれてんならいいんだけどさ。
パチパチと音を立てて、キラキラと消えてく。
花火ってこんなにキレイだったっけ?
「あっ!蓮斗と同じ花火やりたいなー…どれ?」
「んーっと~……これ!」
「ありがとう♪」
「俺も蓮くんと陽葵ちゃんと同じやつやる!」
たった三人でやる花火も悪くない。
そもそも、海斗と花火したのって何年ぶりだろ?
ここ最近、海斗と話す機会が増えたのも陽葵のおかげとか……。
「ねー!蓮斗!見てっ」
「陽葵のめっちゃキレイじゃん!」
とりあえず今は、かわいい彼女を独り占めしたい。

