蓮斗のお母さんはとても優しくて、あたしを快く迎えたくれた。
「ねぇ、蓮斗…お父さんは?」
「ほとんど家にいねーからなぁ~。仕事で帰って来ないこと多い」
「そっか~…寂しいね」
「寂しくねーよ。陽葵いるから!」
頭をくしゃっと優しく撫でてくれる。
あたしは蓮斗と同じ部屋だけど、広いから二人で十分。
「あ、せっかく陽葵と二人っきりなのに海斗帰ってくるな…」
「賑やかでよくない?」
「よくないー。俺の陽葵ちゃん横取りされたら意味ないし!」
「あたしは蓮斗だけだもん」
「俺も陽葵だけ」
きっと、ただのバカップルに見えるだろうけど幸せだから気にしないの。
蓮斗はすごいね…
あたしの心を一気に明るくさせるんだもん!

