そんな愛嘉ちゃんは、少し恥ずかしそうにピンクの派手な携帯を取り出す。
「あのー…連絡先…交換しません?」
「連絡先?……彼女いるからやめとくわ」
「か、彼女さんいるんですか…」
「まぁ…ね」
ここは笑ってはぐらかした。
陽葵がいるのに、他の女の子と連絡先を交換するなんて絶対にダメ。
やっとのことで撮影を終わらして帰宅したのはもう夜で…。
ソファーで陽葵が気持ち良さそうに寝てる。
「かわいいねー…陽葵…」
頭を軽く撫でると寝返りをうつ。
癒される~!!
どんな美人なモデルよりも陽葵が一番かわいい。

