片付けが終わったあとは、二人でまったりテレビを見て過ごした。
晩ごはんは冷蔵庫にあった物で作ったチャーハン。
それだけなのに喜んでくれて嬉しい。
もちろん、お風呂は別々。
でも寝るときは、シングルベッドに二人で寝る。
「ん~…寝れないよ…」
「なんで?」
「蓮斗が隣にいるから」
蓮斗に腕枕されてぎゅっと抱きしめられてる状態。
ドキドキして眠れないっ!
「蓮斗は…ドキドキしないの?」
「ヤバいよ。すげードキドキしてる」
「嘘だ。平気な顔してるもん」
「顔だけ、な。……ほら、これでわかるだろ?」
「うわぁー…」
蓮斗に抱き寄せられ胸元に顔を埋めた。
蓮斗の心臓がたくさんドキドキしてるね…
なんだか嬉しいけど、あたしのドキドキが大変すぎてやってける自信ないです!

