なにを話していいか…
よく分からずタジタジしてると、海斗くんがあたしの顔を覗く。
「蓮くんが好きになった理由わかる気がする」
「えっ?ど、どうゆう……」
「ねぇー勉強しようよ」
「べっ、勉強?」
どんどん顔の距離が縮まって、あたしほ後退りする。
やばい……顔の距離が近すぎるよっ!
「保健体育。あ、俺が教える側になっちゃうかな?」
「か、海斗くん…近いっ…」
「蓮くんとはもうヤったの?二回目は俺が気持ち良くさしてあげよっか」
「やっ、ヤダ…」
背中が壁にくっついて、逃げる場所がないあたし。
蓮斗…早く来て!!

