それに答えるように満面の笑みで駆け寄って来た。


「レン!」


蓮斗の知り合いの女性かぁ~……


って誰!?


「レンー!会いたかったよぉ~♪」

「ちょっ、抱きつくなバカ!ここは日本だから!」


蓮斗に抱きつく女性を見てみんな唖然、呆然…。


「蓮斗!誰だ?この美人なねーちゃん?」


律唏くんが聞くと、蓮斗は苦笑気味に答えた。


「ねーちゃんってゆうか、そもそも俺らと同い年」

「大人っぽい……」


思わずあたしの口から出た言葉。


茶色のキレイに伸ばされたロングの髪の毛に、吸い込まれそうなグリーンの瞳。


背だって蓮斗と釣り合うほどだから、相当高いと思う。


この女性なら、絶対にあたし負けちゃう…。