あの日、どうやって家に帰ったのか全く覚えていない。





あの日以来、私は笑い方を忘れてしまった。




人間の持つ、欲という全ての欲を無くした…。




私はただの脱け殻…。






あれからすぐに会社に退職届を出した。





みんなの目は冷たかった。





誰も私と別れを惜しむ人はいなかった…。





どれもこれも全て私のせい。





だから、みんなを責めたりはしない。




一生罪を償い続けるんだ。