次の日、真っ先に実夏に報告をした。 実夏はとても喜んでくれていた。 私も嬉しかった。 実夏と久しぶりにお酒が呑めること。 そして、もしかしたらあいつ…相馬 純と話せるかもしれないという、ささやかな期待。 でも。 実夏の次の一言で、私は奈落の底へと落とされた。