純くんの気持ち、知ってから1ヶ月が経った。



あの日以来、純くんと会社ではもちろんのこと、外で2人で逢うこともない…。



ただ唯一、2人を繋ぐものと言えば、メール。




毎日、何かしらの内容でメールを交換し合っていた。



純くん、最近、メールで私のこと『暁』って呼ぶんだ…。



だから、私もメールでは『純』って呼び捨てにしてみてる…。



でも、多分直接は言えないんだ…。




恥ずかしいから…。



名前ひとつ呼ぶのでさえ、ドキドキしちゃう…。




純くん、必ずメールの最後に<暁おやすみ大好きだよ純より>って絵文字たっぷりのメールをくれるんだ。



それが、たまらなく愛しい…。




逢えない分、メールが私達を繋いでくれてるんだ…。