「お前って兄貴の何?」 お、お前って…。 しかも、兄貴の…何? どういう意味? 「なぁ兄貴。」 くるりと体の方向を変えて、次は明王寺さんを睨み付けている。 「忘れたわけじゃないよな?あのこと。」 「…忘れてるわけないだろう。」 「じゃあこいつを何でこの屋敷に…。」 なんの話かさっぱり―ー 「きゃっ!?」 ぐいっと腕を引っ張られて、気付いたら明王寺さんの腕の中で明王寺さんに後ろから抱き抱えられていた。 「彼女は僕のミューズだ。」