私の好きなカレの名前




「まぁ、また会えるよ!」
声のトーンをあげる光。



「そうだねっ」私はそれに応えようと

元気に言った。






「じゃ、また明日ねっ!!」
手を振りながら光は言った。




「うん!」返事をして帰り道を歩いた。








あと、もうすぐ家という所で
私の足は止まった。

それは、家の前で誰かが立ち止まっているから。




私は咄嗟に物陰に隠れた。
なぜ、隠れたのかはわからないけど…






あぁー最近視力落ちたなー
と思いながら、その人をみていた。



でも、どこか懐かしい気がする。




その人の横顔をじっとみつめていると
あきらめたのか、こっちに
向かってくる。




じゃなく、歩いてきてる。







(ど、どうしよぉーー)
オロオロしていると…