「ねぇー?なんで怒ってんのー?」
ゆうとくんはさっきから聞いてくる。




「別に、怒ってませんよ」
私はふてくされていた。




何で?何で、言ってくれないの?


今はお昼時間で、光は守さんの所へいる。
多分、気を使ってくれてるのだろう。









それよりも…
なぜか、ゆうとくんは昨日の事、話してくれなかった。










ついに、ゆうとくんは
聞くのがあきたのか、私のお腹に両手を回し
私の肩に顎をのせ、後ろから抱きしめてきた。





「オレ、なんかした?」



なんで、こう私はゆうとくんに甘いんだろ…




















「……っと…」
私は言う。