光は口に箸をはさんで、「いただきます。」と言い
お弁当を食べはじめた。



「あ!!そういえば!」




私は光の声にびっくりしてしまい、あやうく
箸でつかんでいた玉子焼きを落としそうになった。

「ごめんねー!」



あやまる気ないね。心の中でツッコミする私。

「昨日、私ね…」







「…彼氏ができちゃいました♪」
 ………

一瞬の沈黙。
「あれ。愛ー?」

「おめでと!!」
「へっ??あ、あー、ありがとーっ」
私の言葉に驚いてるみたいで、光は照れながら
でも、幸せそうな顔をしながら言った。


その後、光の彼氏さんの事で盛り上がった。


同じ学校で先輩らしい。
「正直、うらやましー」
私は空をみつめながら呟いた。

光は私をみつめて「じゃあ、光も見つければいいじゃん」

「ん…?私ね~…見つけてもなぁ」




「いつまでも、ひきずってちゃダメだよ?」
私はわかってる。と言った。





「~よびだしです。2年A組桜田愛佳さん。職員室前まできてください。~」
という、放送が流れて


2人で目をパチクリさせて光がいってきな。と言ったので
私は職員室に向かった。