別れて辛かったけど

それは俺たちの障害物だったんだな。




これからは、あいかの隣にいても
大丈夫なんだよな…






『愛してる。』

今はまだ似合わない言葉だけど

いつか必ず言うつもり。


幸せにする約束だもんな。


「あいか覚悟してろよ?」

俺はニヤっと笑う。

「え?うん?」
キョトンとして…


「大好き。」
俺が言うと…

頬をピンクに染めるあいか。



俺は桜の木のしたで、あいかにキスを落とす。



甘い甘いキスの味。

桜より綺麗なあいか。


俺が幸せで…

「あいか。幸せにしてみせる。絶対」



そう桜の木の下でまた約束した。


この俺の幸せをあいかに伝えたいから。







fin