私の好きなカレの名前





俺はあいかの流している涙を

親指でぬぐう。


「あと、約束とかしたじゃん?もう一つ追加しないとなぁ…」


俺はその約束を胸の中で刻む。





















「俺は…お前を…必ず幸せにしてみせるっ!」


あいかは泣くことなく
微笑んだ。



その微笑みが俺にも伝染して微笑んだ。




「お前の好きな人は?」


最後までいじめる俺。


「言わなくてもわかってるくせに…」


むぅーとするあいか。





「…ゆうとくん!私はあなたが大好きです!」

でも、最後はちゃんと言ってくれるんだもんな。


上にはキラキラと天の川が光っていた。



ーーー…




ーーーーー…




それが一年前の出来事。




忘れてしまいそうで、忘れられない。