私の好きなカレの名前



やっぱりそれはあいかだった。


俺はそれが愛しすぎて…
ぎゅっっと抱きしめる。


でも、あいかは俺と気づかなくて

両手でバンバンと叩かれる。



でも、その力はまったく感じない。

これはもし襲われたら危ないよな…

ま、襲ってるのは俺だけど…




「ちょ、はなし…「黙って。」

あいかが何か言おうとしてたので

俺は遮った。

……


そして、あいかは何かを悟ったように…

抵抗をやめ、黙る。




「ゆ、ゆうとくん…」


俺は…名前を呼ばれ反応する。


でも、あいかは泣いていた。






「ごめん…」

あいかからゆっくり離れる。


「…」



黙るあいかのに…


「…あいかに話があって……」


ぼそっと言う。




一瞬、不思議そうな顔をしたが


コクリと頷いてくれた。



「…よかったぁ…」

安心した俺は笑う。


安心しすぎて心臓もたねーけどね。