私の好きなカレの名前




「え?先輩は大丈夫なんですか??」

キョトンとしながら聞いてくる。



「だって、愛佳は大丈夫なんだろ?」

あいかが大丈夫なら、
俺も大丈夫!なはず。





「乗りたくないんだったら帰るか?」
もう、暗いしなーと呟いた時…



















パシっ








「え…?」





2人で10秒くらい止まる。




え…なにが起きて…

なぜか、あいかは俺の手を掴んでいた。



「えっと…その、…ご、ごめんなさいっ!!」



でも、すぐに離される。








が…




「いーよ。手つないだままで」

俺はあいかの温かくて小さな手を包む。









「で、でも…」



あいかはオロオロしているようで…






「もう、つないじゃったんだし
離すつもりないけど?」


もう告白するタイミングとかいいや。

伝えたい時に伝えたほうがいい。





「え…」あいかは目を点にする。








顔を真っ赤にして…
「そ、それって…」










くくっと笑ってしまう。
本当に可愛すぎる。

この生き物はなんなんだ…



「あいかって意外にわかりやすいんだな。
そうだよ。俺から愛佳に告白しました。」

なんか軽かったけど大丈夫かな?




それでもちゃんと気持ちは伝えた。

俺はあいかの頬に手を添えて…