ゆうとくんは私の流している涙を
自分の親指でぬぐいながら
「あと、約束とかしたじゃん?もう一つ追加しないとなぁ…」
私は?になり
「俺は…お前を…必ず幸せにしてみせるっ!」
…ぇ……
私は嬉しくて…頬が緩んでしまう。
ゆうとくんは、にっこり微笑み
「お前の好きな人は?」
「言わなくてもわかってるくせに…」
もう、いじわるなんだから…
私の好きなカレの名前
「…ゆうとくん!私はあなたが大好きです!」
上にはキラキラと天の川が光っていて
まるで、私達を織姫と彦星が祝福しているかのようだった。
fin

