この生徒手帳は大切な
宝物になるね。
ゆうとくんは深呼吸をして…
「…俺、好きだから!あいかのこと!」
真っ暗な静寂な夜に
ゆうとくんの声は響く。
誰かに聞こえてるんじゃないか心配…
でもなく、私は驚きすぎて、目を見開く。
でも…でもね…
「わ、私も……ゆうとくんが、好き…勝手に別れて…ごめんなさい…」
ゆうとくんの事…本当は、
まだ好きだよ?
私の誕生日に奇跡が舞い降りた。
「しかもさ…」
ゆうとくんが何かを言いかける。
「…ゆう…とくん?」
私がゆうとくんの言葉を待っていると…
「俺、お前と別れるなんてひとことも言ってねーよ」
「へ…」
ポカーンとしてしまう。
と同時に
涙がポロポロとでてくる。
私達は結局、最初から離れられない運命なんだね…

