私の好きなカレの名前


私達は、そのまま授業を放置。

いわゆる、サボり。


私達は

ただただ、ボーッとして
流れる空を見ながら
座っていた。

「…最後に一つ質問していい?」



光は、空を見たまま言う。

「ん…?」


私は光を見る。


やがて、光も私を見る。




「なんで、別れたの…?」








光がストレートに言うもんだから
私は目を見開く。




でも、言った方がいいのかな…?


私は光に真剣な目で見られたからか

折れてしまった。



















光に、ゆうとくんと別れたのは
苦しめる事になるかもしれないからと。




「ま、それはそうだけど…今、辛いのは自分なんじゃない?」

へ…?

いや、そんな事はない。


「それにさ…」

光は続ける。

「それは、きっと大切な人を守るためにやったんでしょ…?」



光は、私をまっすぐに見つめる。

「別に…」


私は否定する。




「それでも…あいは変わった。」


私はぇ…と


「前までは自分しか守ってなかったでしょ?

それほど、大事な人なんだね。」


光は目を細める。

私はただきいているだけだった。

「きっと…苦しめる。ってのは…当たり前…あいかには当たり前がわからないのかな…?」



当たり前…前にも言われた。

多分、私には当たり前はわからないんだ。

「苦しい事も悲しい事も分け合うのが本当の大切な人になっていく。

本当の恋人になっていくんだと思う。
愛しあえるんだと思う。」



光はまっすぐ、真剣に私を見ていて…

私は、光の目をみつめているだけ。




光…なんで、そういう事わかるのかな?



「ちなみに、これを教えてもらったのが守ねっ」


私の考えをよんだのか、さらっと言う光。