私は授業さえ、まともに受けられなかった。
授業のチャイムが鳴るたび
ドクン…ドクンと鼓動が鳴る。
昼休み…
私は光と守さん、ゆうとくんと
お昼を食べていた。
ゆうとくんは、守さんのおかずをとり、守さんもおかずをとる。
光は二人の間にはいり、怒っている。
私にはそれが微笑ましく
笑いがこぼれる。
なぜだが、これが当たり前の事のようになっていた。
だから、この光景をいつだれかが壊す。
きっと、私が壊す事になる……
でも……私さえ、いなければ……皆を苦しませられなくてすむ。
あぁ…いつから、私はこんな
悪い事ばかり考えるようになったんだろ。
ゆうとくんを………
ゆうとくんを…好きになった…から?